アロマが好き。人を癒したい。アロマテラピーを仕事にしたいあなたへ。



photo credit: StefaniaVS via photopin cc


◇「アロマが好き、仕事にしたい」 

アロマが大好きなかたは多いですね。

特に女性は、もともと感性が鋭いせいか
感覚や感性を刺激するアロマを
好きになられる場合が多いようです。 

そして私も好きなアロマを仕事にしていると いいですね
と言われることも多いです。 

アロマを使って人を癒す仕事に関心を持って下さる方も多いですね。 実際サロンでのお問い合わせも非常に多いです。


 今回は少し趣を変えて
「アロマを仕事にするには」 について書いてみたいと思います。

 私自身、まだまだ勉強中の身ですが
今まで、特に男性セラピストということで苦心してきたことが
 同じ志を持ってこのブログを読んで下さっている方の
少しでも参考になれば嬉しいです。


 ◇アロマの仕事

 アロマ、アロマテラピーに関する仕事と言っても
多岐に渡ります。 

アロマオイルや関連用品の販売や
アロマオイルを使ったトリートメントの施術
アロマテラピーの教室など、

また最近では看護師さんなどが、医療の現場で
取り入れるために学ばれることも多いようです。

 その中で私自身は、アロマを使ってトリートメントの施術をして
自分のサロンを経営していますので
その経験からお話をしたいと思います。

他の形のお仕事でもアロマを使って仕事をする ということでは、
何らかのご参考になるのではないでしょうか。


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◇アロマ仕事に必要なもの 


アロマテラピーを仕事にする上で、必要な資格は現在日本にはありません。

日本には民間基準のアロマセラピーの資格はあります。
(AEAJ・日本アロマ環境協会など)
またIFA(International Federation Aromatherapists)
といった団体の
国際基準と 言われているアロマテラピーの資格もあります。 

これらはすべて
アロマの学習にはもちろん役に立つものですが
日本での例えば医師の資格や看護師、薬剤師などの
国家資格では ありません。

その仕事に必要な資格であると
法律で決められている訳ではありません。

日本での場合アロマテラピーの仕事は
自分がアロマテラピストだと名乗ったときから 
出来るということです。 

だからと言ってもちろんアロマテラピーが
簡単に誰でもできてイージーな
もので良いということではありません。

 施術では、お客様の身体に直接触れる仕事ですし
フランスでは薬剤師が扱うことになっているほど
人体に影響力のあるアロマ精油を塗布したりするのですから

正しいアロマの知識と、人体への知識が必要なことは 言うまでもありません。 

スタートするのは簡単ですが、
何より必要なのは 
正しいものをお客様に提供していくという志と
勉強と努力を続けていく気持ちだと思います。


 ◇日本の現実 

それほど人体に影響のあるアロマの仕事ですが
最初に資格がなくても誰でも出来ると言ったことには意味があります。 

現在、多くのアロマスクールと言われるところが乱立し
あたかもアロマの資格が必要である、といって高額な入会金や
授業料を請求するところが多いです。

それに対して、いったいどれほどのアロマテラピーを志す人が
本当にアロマの仕事で生活が出来ているでしょうか?

 多くの方がアロマの仕事って素敵だな、と思いながらも

その高額な授業料や、不安定な資格制度で
現実的には真剣にアロマを本業にするという決心は
なかなかつかないのではと思います。 

日本ではアロマは雑貨扱いであり、
オーガニックの基準などもあいまいなままです。

 アロマテラピーのサロンも(たとえ大手であっても)
オイルなどの管理や安全基準などは、バラバラと言えます。 

これら混在の状況の中で
アロマを始めたい、仕事にしたいという
スタートの段階で見極めるのは難しいと思いますが
ぜひ、ゆっくり何が正しくて自分に必要かを見極めて下さい。 

上記にも書きましたが
現在の日本のアロマテラピーに 法的な資格は無いのです。

少なくともあたかも高い授業料を払わなければ
アロマの仕事は出来ないと迫るようなスクールは除外しましょう。
(お金がありあまっていれば別ですが・・)

あせらず、じっくり本物のアロマのセラピストになっていけば
良いと思うのです。


 ◇不安定はチャンス

 このようにまだまだアロマは日本では歴史も浅く、
様々な価値観が混在しているのが 現状です。 

ですが、今回はそのことに否定をするばかりではなくて
日本にとってはこれからがアロマテラピーが
本当に洗練されていく過程だと思うのです。 

高齢化社会や、医療費高騰のなか
また代替医療が世界的に見直され注目される中
アロマテラピーが今後も注目され
セラピストの活躍の場が広がるのは間違いないと思います。

いくつもある資格や基準も、やがては統一され
今のような混乱はなくなっていくと思います。 

そうなると、今のように、資格が無くても誰でも
アロマテラピーをお客様に提供出来る時代は
無くなるかも知れません。 

そういった意味でも、今こそチャンスだと思います。
 誰でもトライできる現状の中で
 本当にお客様と社会に貢献できるアロマテラピーが提供出来れば

誰もが素晴らしい評価をお客様や社会からいただくことが出来ます。 

そんな可能性とやりがいを持った仕事が
 現在の日本のアロマテラピーだと思います。

 ぜひ、志を持った方は、アロマテラピーの世界に
足を踏み入れていただければと思います。
 一緒にがんばりましょう.。



 ・・と、今日は少し長くなりましたのでここまでにしたいと思います。
(なんだか、軽くスタートのつもりが熱くなってしまいました) 

「アロマを仕事にする」のお話は、また続きを書かせていただきます。

ではまた!




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