危ないベルガモット。夏のアロマの使い方で絶対に注意しなければならないこと。





アロマテラピーサロンにとって夏はとても忙しいシーズン。

梅雨から続く、つらい浮腫み、暑さによる疲れ、だるさ、クーラーによる夏冷えなどの体調の悩みから、夏らしくダイエットや引き締めなど、アロマトリートメントの需要が高まる季節です。


夏の疲れやデトックス、肌の保護のために日ごろからアロマ精油をぜひ利用して欲しいのですが
どうしても注意が必要なことがあります。

それはアロマ精油の光毒性の問題です。



◇光毒性(光感作)


光毒性というのは物質の含有成分が日光などの紫外線に反応をして、肌にトラブルを起こしてしまう作用のことです。

アロマにはフクロマリン類という成分を含むものがあり、この成分がなんと紫外線のエネルギーを肌に溜め込んでしまい、日焼けを継続して促進してしまうのです。

当然肌は大きなダメージを受けてしまうため短期的には過度の日焼け、そして長期的にはシミなどの原因となってしまいます。




◇光毒性を防ぐ



本来アロマオイルはお肌のターンオーバーを進めたり、美肌に優れた効果を持っています。

ところがこの光毒性によって、逆に肌を痛めつけるという本末転倒なことになってしまいます。

絶対に避けなければなりません。防ぐ方法はやはりシンプルに、紫外線の多くなる夏場は光毒性を起こすアロマ精油をなるべく使用しない、とくに外出前数時間は避けることです。


肌に直接つけなくてディフューザーで噴霧するだけでも、見えないけど肌や体内には入っています。
要注意です。





◇光毒性を持つアロマオイル



まず、第一に光毒性を持つとされている精油が「柑橘系」のアロマオイルです。

柑橘系はそのフレッシュなさわやかさと親しみやすさから、夏場やアロマを使い始めたかたに使いたくなる精油ですが、実は注意が必要です。

すべての柑橘系がだめという訳ではないですが、アロマ選びが慣れないうちは、リスクは犯さず、詳しいショップ店員などにしっかり確認して購入することです。


★まず絶対注意すべき精油


・ベルガモット

・アンジェリカ・ルート


◇注意すべき精油

・レモン

・ライム

・クミン


○柑橘系では比較的安全とはされているが意見が分かれている精油

・オレンジスウィート

・グレープフルーツ

・タンジェリン

・マンダリン



兎にも角にもまずベルガモットです。

この素晴らしい香りと効き目の精油がこんな弱点をもっているのは皮肉ですが、アロマ初心者の方も魅了されやすい素晴らしい香りのため、ついつい使う頻度が高くなります。

ですので特に注意が必要です。


そのほかはご覧の通り柑橘系のオンパレードです。

中には、柑橘系でも安全であると言われているものもありますが、それを信じてシミを作るリスクを取るか、柑橘系以外のたくさんの安全な精油の中でブレンディングをするか。

それは価値観の問題かも知れませんが、私は後者を選びますし、サロンのお客様にもそうしています。


夏の暑い季節の爽やかなリフレッシュとリラックスと美肌をもたらしてくれるのが精油の魅力です。

ですが、この光毒性のリスクだけは絶対に忘れないでおいて下さい。





SHUJI OKUYAMA





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