クリスマスに大切な女性にアロマの香りをプレゼント贈るとしたら、セラピストとしてこれをお勧めしたい厳選の3つの精油。




いよいよクリスマスシーズン

実はクリスマスとアロマや香りは関係が深くて、このブログでもいろいろ書かせていただいているのですが、今回はちょっと趣を代えて。

おそらく、このブログは女性の読者の方が多いと思うのですが、今回はあえて、男性が女性にアロマをオイルをクリスマスプレゼントで贈るとしたらで、書いてみたいと思います。


貴重な男性読者のかたに。
「クリスマスで大切な女性にアロマの香りを贈るとしたら。厳選3つのアロマオイル」

ではまいりましょう!




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◇ネロリ 【Citrus aurantium





ネローラ オルシーニ城(イタリア)



ローズが精油の女王ならば、ネロリは「白い女王」と呼ばれ、アロマテラピーでは最重要な香りのひとつです。

オレンジビターの白い花から抽出されるこの貴重なオイルは、その繊細な後を引く香りと、リラックスさせる効能を持っています。

女性を幸せな気分にさせ、肌も美しくするためまさに女性のための精油といって過言ではない素晴らしいオイルです。


ネロリの名前の由来は、17世紀にイタリアのネローラのオルシーニ城に住んでいた公妃マリー・アンヌが、当時流行していた革の手袋の革の香りを消すために、いつもオレンジビターの花の精油をつけていたことに由来すると言われています。






ネローラの街並み




ネロリが素晴らしいな、と思うのは、さりげない中に深みがあるせいか、初めて嗅いでも、この香りを苦手という人が非常に少ないこと。

派手さがないのでどんなシーンでも使いやすく、それでいていつのまにか夢中になっているというのが魅力です。


ちょっと高級で自分ではなかなか出が出せない・・というところも、大切な人へのプレゼントにはぴったりですね。







◇ローズ 【Rosa damascena  Rosa centifolia





ヒーバーキャッスル・ローズガーデン(イギリス)



ローズはアロマの精油の女王であり、後にも先にも、やっぱりとにかく精油はまずはローズなのです。

治療としてのアロマテラピーを考えた場合、いや代表はラベンダーだ、ローズマリーだ、という意見もあるかも知れませんが、人を魅了する香りとしてローズの右に出るものはやはりないのです。


問題はローズの香りが素晴らしすぎて、ローズにた偽物のローズ香料を使ったものが、あまりにも町に溢れすぎていること・・。


芳香剤しかり、柔軟剤しかり・・。化粧品や香水もそうです。

だから、ローズの難しいところは、意外と「ローズにいかにもな香りが嫌い」という女性が多いことです。これには注意が必要です。


ですからといって、もちろんローズをプレゼントにするのを避ける必要はありません。

ポイントは本当に優れた香りのローズを選び、本当の素晴らしいローズの香りとというものはこんなにも感動するものなのかということを知ってもらうことです。

ですから、品物選びが非常に重要になります。
そういった意味では上級者向けの香りの贈り物と言えるでしょう。


おすすめは、香りが芳醇とされるイングリッシュローズやオールド・ローズの品種のアブソリュートです。
具体的にはケンティフォリア・ローズ、ダマスク・ローズなどを信頼のおけるメーカーで選ぶとはずれが少ないと思います。





デビッド・オースティン ローズガーデン(イギリス)


でも、本物のローズであれば、品種や産地、タイミングなどによってそれぞれの香りがあり、それを楽しむのもまた喜びのひとつです。


でももし、大切な女性が「私はローズの香りが苦手なの」と日頃言っていたとしたら?

たとえそうだとしても、あなたに相応しいと思うのははやっぱり精油の女王の選択肢しかなかった、と言われて嬉しくない女性はいないと思うのですが・・どうでしょうか。





・フランキンセンス【Boswellia sacra







最後に紹介するのはフランキンセンス(乳香)

カンラン科ボスウェリア属の木から染み出す乳白色の樹液が貴重な香料となり乳香と呼ばれるようになりました。
オマーン産などが最高級とされています。

非常に歴史が長く貴重なものとして扱われてきたバルサム(樹脂)系の精油です。

豊富な薬効とそのスピリチュアルな香りから「franc encense ・フランクインセンス = 真正な香り」
というのがフランキンセンスの語源の由来です。


繊細ながらも力強い、瞑想系の香り。
この香りも、苦手だという人にはほとんど会ったことがないですね。



イエス・キリストが誕生の際に東方の賢人が捧げた三種の宝物のひとつとして有名な香りであり、これはアロマテラピーの歴史を表す代表的なエピソードです。








ちなみにあと2つはミルラという香料と、黄金と言われています。黄金でなく、バルサム・ファー、もみの木という説もあります。でもそれらと比較してもフランキンセンスの存在感は圧倒的ですね。


そういったスピリチュアルなエピソードと、現代科学で解明された多様な効能の中でも、「肌を若返りさせる」という女性にとって強力な効能と相まって、フランキンセンスはなおさら輝きを放っています。


寝る前にフェイスクリームなどにして、顔や首すじに塗って休むと、細胞再生効果で若さを保ってくれるだけでなく、呼吸を穏やかにして、気持ちを穏やかに、良い眠りを与えてくれます。

スピリチュアル。でありながら、とてもとても実用的。


フランキンセンスはそんな歴史を感じるスピリチュアルな面と、究極の実用性を兼ね備えた
貴重な精油だといつも本当に関心してしまいます。





◇これらの優れた香りで最高のクリスマスを。



香りはとても個人の好みが出るものですし、洋服などと似て難しい面もあると思いますが、これら3種の香りはいつまでも流行に流されず、これからもずっと、女性にとってとても喜ばれる香りだと思います。

女性は本当に香りに対する感度が高くて、男性が想像する以上に香りやアロマの香りを大切にしますから、一生懸命選んでこれらの中からプレゼントをすると、きっと気持ちが伝わると思います。


形に残らない香りなんかあげても・・。なんて言わずに。

香りは一番記憶に残りやすい感性を刺激するのです。

だからきっと、何年たってもいいクリスマスの思い出になるはずです。






SHUJI OKUYAMA







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